- 2008年10月18日 10:01
- ひとりごと
大変だ!!
ハエさんがアップアップして溺れていたので助けてあげました。
足も手も羽もコーヒーまみれで、
しばらくぐったりしていました。
死んだのかな、
と、思ってよ~く見ると、前足をわずかに動かしています。
やがて全ての足を動かして、
立ち上がってヨロヨロと歩き出しました。
ゆっくりゆっくり、生きているのを確かめるように歩きます。
羽を開くことができないようです。砂糖入りのコーヒーでしたから、身体中ベタベタなんでしょうね。
クマくんや人間とちがってシャワーを浴びることも、ウェットテッシュで身体を拭くこともできません。目も開いていないかもしれませんね。
よたよたとデスクの上をあちらこちら歩きまわります。
マウスのコードにしがみついてますが、
どうやら右前足は吸盤の機能を失っているようで、盛んに足を滑らせ動けなくなっています。
それでもなおしがみつきながら進もうとします。
しばらくテッシュの上に寝転がっていたかと思うと、
おおおおお、
羽を広げました。
でも墜落です。うまく飛べません。宙返りしては墜落を繰り返し、またそのあたりを歩きまわります。
人間って不思議な生き物です。
ハエは人間にとってはどちらかといえば「敵」ですよね。もしかしたらこの助けたハエが他の人の食べ物に入って、その人が病気になるかもしれないんです。つぶしたって誰も文句は言わないでしょう。
だけど、こんな風に頑張って生きようとするハエさんの様子を写真で見ると、
例えばクマくんがこのハエをつぶした写真をこの次のコマに掲載したとすると、
皆さんはきっと文句を言いますよね。
「かわいそう」とか「何故殺した」とか・・・。
いいって・・・。
ああ、そうだね。
(・・・すっかりお友達です。)
しばらくそのあたりで歩いたり飛んだりしているうちに、
姿は見えなくなりました。
きっとこれ以上はクマくんの迷惑になると思ったんでしょうね・・・。
コップの、コーヒーの中で溺れながら、彼はいったい何を思っていたでしょう。
そして命拾いして、あたりの景色を見て、彼は何を思ったでしょう。
それを思うと、
いつもの色あせた机や床やイスも少し輝いて見えたりするのです。