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知床の自然がかわりゆく話

この豊かな自然とずっと触れ合っていくには

 

保護から保全管理していかなくては

 

もともとあった自然はなくなってしまうのです

 

ご機嫌いかがですか?ろろろです。

7月15日 私は今日 羅臼で行われたPTA研究会に出席していました。

 

「これからの時代を担うたくましく生きる力を持つ子どもを育てよう」

という主題で講師をお2人お招きしての講演会でした。

 

大変興味深く、たくさんの方に知らせてほしいとのことで

ブログにて報告させてください。

 

環境省 羅臼自然保護官の三宅悠介さんからは、知床の生態系についての講演でした。

ご存知でしたか?

2005年に世界自然遺産に登録された知床羅臼。

日本で登録されている4つのうちの1つ。

生態系と生物多様性の2つの価値を認められての登録だそうです。

ちなみに日本には国立公園が30あり、北海道は6つあります。

その半分の3つが釧路湿原・阿寒・知床と道東圏にあります。

 

国内に200羽ほどしかいないシマフクロウも

本州ではめずらすいクマゲラもヒグマも道東圏に密集しています。

自然が壊されていないからこそ健在しているそうです。

ですが、外来種によって花や昆虫などの小さい生物から崩されつつあるのです。

セイヨウオオマルハナバチ まさに外来種な名前。画像がなくて申し訳ないのですが

かなり身近に飛んでいるそうです。

1匹ずつ網で捕まえるしか方法がないのです。羅臼の子供達は学習会や自然との交流の中で

この蜂の捕獲を体験しているそうです。

 

2人目の講師 

益財団法人 知床財団 根室地区事業係主任の坂部皆子さんからは

ヒグマとの共存についてでした。

ヒグマは人を恐れて暮らしている臆病な動物

なのにどうしてこんなにあちこちで姿が目撃されたりするようになったのか?

シカが山ではなく町に下り出産してしまうほど人慣れしているのです。

そんなシカを追ってか、山に餌となる食べ物が豊富な時期に町に頻繁に出没しています。

昨年、財団で把握しているだけでも270回の通報があり、

4月から12月初旬までの期間で7月と10月が

ほぼ毎日どこかでヒグマが現れていたということに大変驚きました。

人のそばには美味しいものがある、

餌を探して山を歩かなくても町にくるとある。ともう認識されているようです。

見かけただけのヒグマは 銃の音で追い払い

人の食べ物を食べたヒグマは 駆除の対象になるのです。

駆除されたヒグマの胃袋の中は レトルト食品のパウチなどのゴミが出てくるので

以前も人の出したゴミなどを荒らして食べていたのです。

 

坂部さんは4年前から

羅臼の中1・中3・高2年生を対象にしたヒグマ授業もしていて

ヒグマの生態と行動から共存までを子供達に伝えています。

ヒグマは怖い動物です

人の食べ物やゴミの味を覚えさせないこと、

ゴミは放置しない、魚は2階に干すなど

人も工夫しないといけない。ということが大切なのです。

120715-kusi-eg-01.jpg.JPG

今日の会場でもある春松小学校(しゅんしょうしょうがっこう)の裏の山にも

ヒグマが目撃されています。

3階の窓から見えていたそうです。

120715-kusi-eg-02.jpg.JPG

反対側は海です。冬は同じく3階の窓からトドが見えるんだそうです。

 

手付かずの自然が豊かなはずの北海道が

手をくわえないと崩れつつあります。

原発や外来種からも守り抜いて

良い状態のまま後世に引き継いでいきたいですね。

観光シーズンです。北海道内でお出かけする方も多いと思います。

決して野生動物に食べ物は与えたり、ゴミを放置したりしないで下さいね。

ましてや食べ物を餌に呼び寄せて写真などを撮らないで下さいね。

人間の子もヒグマの子も親の背中を見て

同じことをしますよ。

 

羅臼町は岬の先まで道路がなく車でいけません。

行き止まり体験も観光のひとつです

 

長くなり失礼しました。

 

 

 

コメント: 2

SCANDAL←マジLOVE 2012年7月24日 16:08

この文すごく分かりやすくて勉強になりました><
2年位前に今の私の学校に鹿が窓ガラスを割って侵入してきて町に餌を探しに来たことがありました。狐も庭で見たことがあります。ちっちゃくても野生動物は怖いですよね。

ろろろ 2012年7月28日 12:45

SCANDL←マジLOVEさん、コメントありがとうございます。
文章を打ち込む作業はなかなか慣れずでいましたが、嬉しいお言葉ありがとうございました。

鹿や狐が身近にいるようですね。姿はかわいいとは思いますが、動物園以外で見えちゃうことが問題なんですよね。10何年か前までは狐に作物を狙われてとよく聞きましたが、それから鹿になり、今は熊です。
次はなんでしょう?肉眼では見えない微生物でしょうか、怖いからこそ専門家の人の話は聞くべきなんでしょうね。

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