- 2009年9月26日 05:00
- 農業賞
久保さんの酪農経営は「家族で経営するファミリーファーム」です。
①久保隆幸さん59才、美恵子さん57歳、久保拓也さん32歳の3名で、経産牛60頭を飼育し年間出乳量は500トン程生産しています。規模をおわず経費を抑えた堅実な経営をこころがけています。「一回作ったものは壊れるまで、何度も修理して使うのが我が家の鉄則。トラクターは30年以上も使っています。長持ちが自慢。」
②もう一つの特徴は「牛に優しい経営」です。道内の一頭当たりの平均産時は2.7産。久保牧場では3.7産と高いのです。「規模拡大をすれば、乳牛は単年度の乳量を増やすことのために酷使され、結果的に寿命が短く、飼育環境は悪化します。それよりも牛を大事にし健康で、長生きさせることを基本においています」
久保さんは酪農教育ファームの北海道における草分けです。
レークランドファーム久保牧場は、2001年度に発足した酪農教育ファームの認証を受けています。発足したその年に受けています。レークランドファームは「酪農の素晴らしさや食の大切さ」を伝える教育・体験牧場です。
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(奥様と実演:酪農学習用紙芝居ツールによる牛乳に関する基礎講座)
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審査員は実際に搾乳体験、バター作りをしました。(冷やした牛乳を振り続け、ペットボトルの底に白い塊ができます)
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(ペットボトルから取り出したバター)
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(クラッカーにバターを乗せて試食しました。)
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ヨーグルト、チーズ作り体験、牛舎の清掃、牛洗い、ブラッシング、トラクター試乗などのメニューもあります。
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牛の世話をするための道具の紹介。
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都会の消費者に宿泊施設を提供するファームイン事業もおこなっています。ふらっと寄った旅行者が久保さんと話すうち泊まっていくことが多々あるそうです。
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酪農教育ファームは、平成7年に娘さんが勤務する地元の小学校の児童を対象にはじめたのがきっかけになっています。その後、学校の教職員、都会の消費者親子、松下政経済塾生など大人の体験実習も含めて行なわれており、14年間の消費者交流の蓄積があります。
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久保さんは酪農地帯である地元の小学生への教育実習を一番重視しています。酪農家の子供も多いことから小さいうちから酪農業の良さ・価値を教育することで親からも喜ばれています。![]()
http://www.milkland-hokkaido.com/theater/index.html
牛乳の消費量が減少傾向のなかで、中央酪農会議が消費者向けに「牛乳に相談だ」キャンペーンをおこなっています。その結果、中学・高校生の認知度は高くなったようです。
後継者の久保拓也さんがCM出演
また今年の秋のミルクランド北海道のキャンペーンCMに後継者の久保拓也さんが出演しているそうです。牛乳は日本で数少ない(飼料を別にすると)国産100%の加工食品で、かつ北海道の生産占有率が50%超になっている商品です。意外に知られていないこんなことも久保さんに教えていただきました。
久保牧場は第一回コープさっぽろ農業賞・農業大賞部門で奨励賞を受賞しています。そうしたことがきっかけで毎年、交流写真の応募にも参加していただいています。また昨年はコープさっぽろ組合員親子が交流に訪れています。第一回農業賞で北海道知事賞を受賞した北見市の蝦夷農園と、第五回農業賞で北海道知事賞を受賞した津別町の山田牧場、それと湧別町の久保牧場に宿泊するツアーでした。
過去ログ
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