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原木椎茸は森林・里山の循環を担うECOな栽培方法

かかしひろとです。

北海道は日本で4位の生椎茸の生産県です。一昔前は東北地方を中心にした産地から"輸入"していたのに今や"輸出"するまでになりました。当時の生椎茸は今のように「菌床」「原木」という表示はなく、全て「原木」栽培でしたので特別にそうした表示はしていませんでした。

生椎茸に二つの栽培方法があります。「原木栽培」とはクヌギ、コナラ等の広葉樹の原木に種菌を植え付ける昔ながらの栽培方法で、菌床栽培に比べて多くの時間をかけて育てられるのに特徴があります。原木を使用せず、小さな「菌床」ブロックに植菌して栽培するのが「菌床栽培」です。原木よりも少ないスペース、時間、労力で栽培できるので近年大きく栽培が増えています。


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(写真は近年大きく生産が伸びた菌床栽培)

北海道における特用林産物の生産動向(平成20年速報)によりますと

①原木生椎茸は465.7トン前年比93.3%。
②菌床生椎茸4546.9トン前年比116.4%。
③合計生産量は5013トンで、前年比608トン、113.8%の増加です。
④生産者数は243人で、同18人、6.9%の減少。
⑤原木と菌床の栽培比率は9.3%と90.7%で、菌床栽培の割合が初めて90%を上回りました。

時代の経過の中で伝統的な「原木栽培」の椎茸が減少していくことに危惧をもたれていましたが、2006年には農水省の「原木再生プラン」によって「原木と菌床」の表示区分をすることが義務付けられました。
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原木椎茸はゆっくりとした、スローな時間軸で、木を切り、木の萌芽更新をして里山が再生・維持されていくという、今風にいうとECOな栽培です。

原木はアナログ。菌床はデジタルといいましょうか?。

こうして生産された原木椎茸の価値を消費者にもっとお伝えしたいと考えています。


次回は原木生椎茸の生産者をご紹介します

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写真は第6回農業賞に応募いただいた どさんこ木の子会(原木栽培の生産者グループ 高橋茂会長)のメンバーの皆さんです。

 

 

かかし日記過去ログ

2007年10月1日  
原木栽培の生椎茸は日本の伝統的栽培方法です 
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post119.html  
2007年10月2日 
原木(げんぼく)椎茸ができるまで~ゆっくりスローに育ちます~
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-120.html 
2007年10月3日 
農業賞応募 原木生椎茸の生産者組織「どさん子木の子会」から今日は
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-121.html 
2007年10月4日 
椎茸は日本の伝統食材
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-122.html 
2007年10月5日 
原木生椎茸の炙り網焼き
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-123.html
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(高橋茂会長)

2008年1月6日 
どさんこ木の子会 新年ごあいさつ
http://blog.todock.com/kakashi/2008/01/post-261.html

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