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里山で原木椎茸。白老の桔梗原さんは森の管理人。

かかしひろとです。


「桔梗原農園」 桔梗原和夫代表(白老)の原木椎茸圃場を6月24日見てきました。桔梗原さんは今年の第6回農業賞に応募したどさんこ木の子会の会員です。 昨年の「ぴあっと11月号」の表紙をかざった原木椎茸の生産者です。

http://blog.todock.com/kakashi/2008/11/post-639.html

表紙のイラストは すずきももさん。

 

桔梗原さんの里山は水があり、森がある癒しの空間でした。
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 1973年に15HAの親から継いだ自然林・里山の経営をはじめました。 白老は米の栽培には夏の日照が不足して不向きなところなんです。それがあってこのあたりはきのこの栽培に取組む人が多いんです。当初から原木椎茸の栽培に取 り組みました。当時は菌床栽培なんてなかったですし。
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うちの里山をみたら環境は抜群です。原木になる木がうちにあるんですから。
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原木(種菌を植え付けるホダ木)を年に15000本新しく新規投入していきます。全体では4-5万本あります。木の養分を朽ち果てるまで使用した原木は、暖房用の燃料として使用されます。
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うちの特徴は山で時間をかけ自然発生させた原木生椎茸の乾燥商品を出していることですね。

原木の 施設栽培でもきのこの生育に時間をかけ味のある椎茸つくりをしています。原木の大径木を活用して生・乾椎茸の生産をしていますが大葉系の大きな椎茸生産は顔なじみになったお客さんから喜ばれています。
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 うちの里山からはクッタラ湖のきれいな涌水が出るんです。原木を水につけて「浸水」し椎茸を発生させる時にはこの水を使っています。またこのきれいな水を飲用として一般消費者に開放しています。
水をとりにきたお客さんは直売所で椎茸を買ってくれるんですよ。


木を切り 原木栽培に使い 暖房燃料として燃やし 木を植え 山を育てる この循環ですよ。植えるだけでなく使うこと。それがECO。

 原木の安定供給を考えて原木育林をはじめました。山を育てるということです。20年後のために木を植えました。この春にナラの木を1.4HA。3500本も植えました。DSCF2990.JPG
植えたばかりのナラの木の若い芽が鹿に狙われているんで今対策にやっきとなっています。 

原木椎茸は、おがくずをブロック状に固めた菌床から育てる菌床栽培と違い、自然の中で育った広葉樹を床として育てられます。「自然の木の栄養だけ」で椎茸が育つので椎茸の香りが口に入れたとたん広がり、深みのある濃厚な味わいが明確に感じられます。

この原木椎茸は、とにかくおいしい。是非、他の菌床しいたけと食べ比べてみて欲しいです。

日本の優れた味覚出汁として干し椎茸がありますが、これは原木によって生産された椎茸からしか出来ない味だとされています。

ナラ、クヌギなどを使用することにより、再植林が行われ里山の環境が将来に渡って保全されていくことになります。山の木が伐採されることは自然破壊と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ナラ、クヌギの林は15年から20年で更新できます。広葉樹林が椎茸栽培の資源として増えることは水不足や水害を防ぐのはもちろんのこと、野鳥や小動物の住みやすい環境を作ることにもなり、正に自然を守り育てることにつながります。 

桔梗原さんは元気です。奥様の和子さんは直売所。後継者の長男 光男さんと今日も里山のあちこちを動き回っています。

 

かかし日記過去ログ

2007年10月1日  
原木栽培の生椎茸は日本の伝統的栽培方法です 
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post119.html  
2007年10月2日 
原木(げんぼく)椎茸ができるまで~ゆっくりスローに育ちます~
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-120.html 
2007年10月3日 
農業賞応募 原木生椎茸の生産者組織「どさん子木の子会」から今日は
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-121.html
 2007年10月4日 
椎茸は日本の伝統食材
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-122.html 
2007年10月5日 
原木生椎茸の炙り網焼き
http://blog.todock.com/kakashi/2007/10/post-123.html
2008年1月6日 
どさんこ木の子会 新年ごあいさつ
http://blog.todock.com/kakashi/2008/01/post-261.html

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