- 2008年10月30日 20:32
- 農業賞
こんにちは。かかしひろとです。
農業賞現地審査 ふれあい体験農園みたむら 三田村さんは食農教育の先生でした。
9月3日に空知管内由仁町の「ふれあい体験農園みたむら」に行ってきました。第五回コープさっぽろ農業賞の現地審査の同行です。漁業賞・交流賞を含めて一番最後の18番目の訪問です。三田さんのお名前は、過去農業交流賞に応募した小学生の田植え研修の作文で、何度も拝見しておりましたので興味津々でした。
三田村さんは①食事を食文化として楽しむこと ②食べ物と心の体の関係を理解すること③食べものの大切さを知り、自然の恵みに感謝すること④食べものの作られる過程などを 、農業体験、流通、食料の自給率 などを通して教えている、食育の先生でした。
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(自信に満ちて笑顔で語る三田村さん)
三 田村雅人さんは現在46歳で、地元由仁町生まれ。昭和57年に学校を卒業後就農。平成元年の 「移動村づくり大学」参加後に、思うところあって約5HAの農地で有機農業の実践を始めました。
http://www1.ocn.ne.jp/~m-tomato/
当初は農薬を使わない生産は難しく苦労を重ねながらそのこだわりを産直で伝えてきました。そして2002年「由仁ふれあい農業小学校」を開校しました。これが転機になったそうです。この学校は、農業体験を通して自然の仕組み、農業の役割、命の大切さを学ぶ体験教室です。小さな種を蒔き育て、豊かな実りを迎える感動を、学友みんなで共有する取組みです。札幌近郊の都市部の参加者を中心に、これまでの7年間で延べ450名以上の参加者が、1年間に隔週12回の通学実習をしています。
(たい肥場)
2003年には学校の農業体験受け入れを行いいずれも現在まで継続しています。2007年には北海道食育コーディネーター選任されています。
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(農業小学校の圃場)
農業体験を食農教育としてとらえ、農業・農村体験による人的交流の活性化で地域の振興をはかっています。人と人のつながりを大切にするなかで、今年になってからは農村と都市の共生を考える事業と運動にも参加しています。
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(農業小学校の圃場)
「消費者自ら畑を耕し農家と交流することの価値は他に変え難いことです。農業小学校のプログラムは、野菜の栽培から調理実習、たい肥作りや援農も体験できます。畑を知ることで安心安全が自分のものになります。また旬を大切にした食生活になります。農業者の私も市民との交流の中で安全・安心の価値をさらに自覚することになりました。」
三田村さんは「顔の見える」野菜とお米を販売する農業経営者
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栽培している作物は、トマト、ミニトマト、とうきび、みやこかぼちゃ、黒さんごきゅうり、なす、ピーマン、大根、ほうれん草、枝豆 、長ネギ、白花豆 、ハスカップ、そして お米などです。
農業小学校や田植え体験などはボランティアではなく有料で授業料をとっています。収入の1/3ほどになっているそうです。
また栽培している野菜やお米は、実際に農業小学校を体験し卒業した方々=三田村さんを良く知る人たち=が購買してくれるそうです。お米の栽培もユニークで多品種を混植しての栽培もしています。こうなると通常の流通では販売できませんので「三田村さんのお米」ブランドで全て自分で販売しているとのことです。カメムシの害による斑点米の混入もあるのですが減農薬のご理解を理解いただきながら食べていただいているとのことです。
こういうことが出来るのは消費者が実際に農業体験を通して学んだこと。野菜とお米が顔の見える三田村さんが栽培しているという強い信頼があるからこそです。
終わり。
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