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農業賞現地審査 ~3戸の集落からのメッセージの発信 「きたごりんファーム」~

こんにちは、かかしまさひこです。

「音江町有機農業研究会」の次の農業賞現地審査は北士別の

「きたごりんファーム」です。

きたごりん?何の意味だべか。

中には「きたりんご」と勘違いしていた審査員もいらしたみたい…

「きたごりん」とは、ここで集落を構成する3戸の農家の皆さんの

名前(岡(きた)さん、十嵐(ご)さん、(りん)木さん)から

もじって付けた、稲作体験農園です。

Dscf1409
(きたごりんファームの皆さん)

これまで14戸あった集落が離農等で、平成10年には

北岡さん、五十嵐さん、鈴木さんの3戸となり、

何とか「町の人々が訪れてくれる集落にしたい」という思いと

「消費者にも一連の農作業を通じて、農業の持つ役割や使命を

知ってもらいたい」という思いから、この稲作体験農場を

7年前から始めたそうです。



この稲作体験農園は、北岡さん所有の農地20aを

23区画(86㎡)に分けて募集をかけて、

今年は21組(1組は人数が多いため3区画分)延べ120名が

田植え、草取り、稲刈り、はさがけ、脱穀…の一連の作業を

それぞれ責任を持って請け負ってもらいます。

Img_5524
(稲作体験農園:名札の付いている所から8列目までが、1組分。
 皆さんほとんど毎週来て、きちんと管理しているそうです)




参加者は、老夫婦、外国人、学童保育など多様で、

始まった7年前から継続して参加している組が

6割もいる「固定客」となっております。

体験農園での収穫量は平均すると40~45㌔(玄米)ですが、ばらつきもあり、

中には100㌔も収穫した(反当り18俵?!)こともあったそうです。

Dscf1406
(ウイットマンさん:カナダの方で日本に来て30年だそうです)

きたごりん(生産者)側も田植えや草取り、

収穫などのそれぞれの時期ごとに参加者に案内を出したり、

収穫の際には、収穫祭と称しておにぎりや豚汁を振舞うなど

の気配りもあり、毎年終了後、参加者からは、お礼や感じたこと

などを綴った手紙が来るとのことです。



「きたごりんファーム」の皆さんにとっては、

このような手紙は励みになるし、

また参加者との新たな出会いにより思いを伝える機会ともなり、

一方で、毎年キャンセル待ちが出るほどということをみても、

応募者である消費者の方も「癒し」や「自分で作ったものを食べる」

ことを求めているということが、話を聞いて強く感じました。



制度的には「市民農園制度」などが道内でも

多くの市町村にありますが、このような取組は、今だからこそ

そのような取組の充実が求められるのではないでしょうか。

Img_5527
(丘の上まで続く一本道。ほとんど車も通らず、
 田んぼでの作業の合間に子供達が寝ころがるそうです。
 私はすごくこの道が気に入りました。
 右側に見える田んぼが体験農園)


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