斉藤会長談:
高知県の生姜に関してのみでも、昭和61年
には輸入量は県産の2割しかなかったものが、
平成3年には県産を追い抜き、平成5年には
県産の倍量、平成7年には3倍を超す流入で
した。
平成12年には、輸入物は県産の数倍以上
になり、商社も含め早くから中国本土に栽培
地と加工工場を興す業者もあり、青果・加工
用の生姜とも中国産ばかりになるような情況
でした。

かたや国産生姜は、生産者の高齢化・価格
下落による不採算等の理由から、昭和62年に
は高知県だけでも1,200haあった作付け面積
も平成18年には400haとおよそ三分の一にな
ってしまいました。
近年では、ポジティブリスト制施行による中国
産生姜の残留農薬基準値違反(BHC・アルジ
カルブ・クロルピリホス)が続出したことで、中国
産生姜自体が輸入されにくくなり、消費者も中国
産農産物を敬遠するようになりました。
(トドックでは価格に”転ぶ”ことなく高知産の
出所確かな生姜を過去から一貫して扱って
きました。)
そうした、生協などの小売行動により国産
・中国産の棲み分けがより明確になり、国産
生姜もそれなりの相場で取引されるようにな
りました。
農家は喜んでいますが、それでも落ち込んだ
作付面積は高齢化と後継者不足により回復
しそうにないような情況です。
(高知県職員の現地審査の様子:トドックで扱
う生姜は高知県が認証する特別栽培品:農
薬・化学肥料が慣行使用基準の半分以下)
(株)あさのでは、減農薬栽培に早くから取
り組み、農家が安定収入を得れて、再生産を
する、将来に喜びが持てる仕組みを徐々に確
立してきております。
中国産商品への不信感という”追い風”があ
るにもかかわらず、一度失った作付け面積
はそう簡単には増加しないのです。
それが、残念ながら、生姜のみならず日本の
農業の現状なのです。とても歯がゆさを感じ
ています。
株式会社 あさの
組合員のための情報誌 「ぴあっと」
2005年5月号裏表紙VOL76号
http://www.coop-sapporo.or.jp/member/piatto/index.html
生姜に夢を求めて
~たかが生姜 されど生姜~
http://www.shouga.cocolog-nifty.com/blog/
2007/12/19
産地点検の旅 ~高知県 ㈱あさの 生姜
その1 生姜栽培について ~
http://www.coop-kakasi.jp/2007/12/post_3b31.html
2007/12/20
産地点検の旅 ~高知県 ㈱あさの 生姜
その2 節減農薬栽培への取組~
http://www.coop-kakasi.jp/2007/12/post_7253.html
2007/12/21
産地点検の旅 ~高知県 ㈱あさの 生姜
その3 産直点検の様子~
http://www.coop-kakasi.jp/2007/12/post_fd98.html
2008/02/17
日生協 第24回全国産直研究交流会の感想
株式会社あさの(高知県)
http://www.coop-kakasi.jp/2008/02/post_414d.html
2008/04/14
産直交流集会に出席した(株)あさの
(高知県)関東営業所からの便り
http://www.coop-kakasi.jp/2008/04/post_88de.html
- 1つ新しい記事: 臨店日和日記
- 1つ古い記事: まるごと!埼玉産直センター物語 過去ログダイジェスト

