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高知産直生姜物語 第2話 生姜の栽培

こんにちは。かかしひろとです

"たかが生姜、されど生姜”

中国産の輸入生姜が全盛の中、「日本」


にこだわり、「産直」を追求した、産地・生


産者とコープさっぽろの取り組みの経過を


(株)あさの様の協力をいただきつつ報告


させていただきます。

高知産直生姜物語 第2話 生姜の栽培

 

Photo_10
(生がのたね芋:ばれいしょと同じです)

 春先、たね生姜として貯蔵しておいたもの


をさらに選別(病気、腐敗、傷を除き)し、用


途により120g~180gになるように小割りし、


春先の4月中旬(霜がなくなる頃)に定植し


ます。

2_2
(たね芋の植え付けシーン)

北海道で広く栽培されているジャガイモの


植え付けをイメージしてください。
 

植え付け後はパオパオという白い不織布で


圃場の土壌表面を覆います。これは圃場の


土壌湿度を保つのが主たる目的で一カ月く


らい覆い、生姜が発芽してくると除去します。

Photo_12
(パオパオ被服:パオは包むと書きます。

ニュアンスがおわかりかと思います)

発芽期(5月中旬)は第一次分けつ期に当た


り、6月中旬が第二次分けつ期になります


(基礎生長期)。

73
(7月ごろの生姜のはたけ)

7月中旬からは第3次分けつ


期が始まり8月中旬は第4次分けつ着と次々


に分けつしながら旺盛に生育し、8月下旬

には生姜の草丈は1m以上にもなり、畝一面


は生姜の葉で埋め尽くされます(肥大生長期)。

8
(8月ころの生がの畑)

9月中旬からは第5次分けつ期となります


(充実期)。生姜は生育に水分を多く要求


する作物のため、適度な降雨が必要で、

且つ、その水分がすぐに抜ける透水性のよい


土壌でなくてはなりません。

 また南方原産の植物であるため日当たり


のよい高温条件は必要不可欠です。また、


土壌病害の発生は致命的な減収となるため、


圃場付近に流れる水路の水を生姜畑に使う


ことは絶対にありません。地下水をくみ上げ


て散水するか、清浄な山の水などを利用しま


す。一年一作の生姜は栽培期間が200日以


上と長く、良質な生姜を作ろうと努力すれば


するほど難しさが増し、栽培に適した圃場を


確保することさえ難しいのが現状です。

Photo_13
(収穫近くなった生がの畑)
 

 さて、春の植え付けから始まり、秋までに


順調に(台風、病気などの被害がなく)生育


した生姜の収穫は10月下旬から11月末まで


に行います。先にも述べましたように生姜は


南方系の作物のため霜に合うと低温障害


を起こします。そこで、できるだけ土中で長


く生育・充実させながら、霜が降りる前に収


穫することになります。

寒さが迫っている時期であり、収穫期間中


も収穫物をそのまま圃場に置いておくこと


はできません。

 低温障害を起こさないために、収穫作業後


ただちに集荷し、低温貯蔵庫内でのキュアリ


ングに1~2カ月かけ、生姜の果皮があめ色


になってから周年これを出荷し、組合員の


皆様にご利用いただくわけです。


 
 浅野平二郎社長の談ですが、「低温貯蔵


技術が確立する以前は、山の側面に横穴


を掘り、そこで貯蔵されていたため、雨の

多い年など多くの腐敗を生じていました。
5


(写真は横穴貯蔵:昔かかしも見たことがあります)

故人となりましたが二代目である浅野一郎、


正興兄弟が試行錯誤の末、全国に先駆け


低温貯蔵方法を開発いたしましたのが


昭和36年です。当時、高知県はもとより


県外からも多くの方々、生産グループが


視察に来られ、この技術が全国に波及確立


したことは我が社の喜びとするところです。」

Photo_14
(現在は冷蔵庫での保管)

続く

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2008/04/14
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コメント: 2

田端 和子 2008年10月28日 13:14

家の者全員生姜が大好きで欠かせないのですが、庭先で毎年生姜を少し(4~5個)作っているのですが、今年の生姜はいつものと違って辛味がとても強くて食べられないのですがどうしてでしょうか?なにか原因があったら教えて頂けないでしょうか?

かかしひろと 2008年10月29日 18:27

田端様コメントありがとうございます。「庭先で毎年」栽培されている。。。。ええ!もしかして本州の方、または「ハウス」で栽培?などと想像してしまいました。

お問い合わせの件ですが、高知の(株)あさの様に聞いたところ次の様な回答がきましたので紹介させていただきます。

「まず考えられるのが生姜の種芋の品種が違うかもしれないですね。中国種であれば、独特の辛味や土臭さが日本の土壌で作っても同じように残ります。
毎年、在来種を植えられていたのを中国種に変更されていたのなら、差はあると思います。あと、考えられるのは栽培期間ですね。栽培期間が長ければ長いほど、生姜独特の辛味や風味が強くなる傾向があります。」とのことでした。

今後ともコメント等よろしくお願いいたします。

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