こんにちは。かかしひろとです。
埼玉産直センター物語 第22話
ミニトマトが生産額トップの商品に
ミニトマト生産部会の運営が確立
おととし埼玉県知事から表彰を受ける
埼玉産直センターでは、現在27品目を
全国の生協に産直商品として供給してい
ます。その品目ごとに生産部会がありま
すが、生産部会では生産者による生産
者のための研修会・学習会がさかんに行
われています。
今回は、トドックでも人気の「ミニトマト」
を栽培しているミニトマト部会についてご
紹介しましょう。
埼玉産直センターでのミニトマトの栽培
が始まったのは84年秋(昭和59年)。この
秋で24年になります。
今では、埼玉産直センターで一番の(生産
額を持つ)部会に成長しました。
現在は、生産者35名、栽培圃場の面積
は103,000㎡。(約10.4HA)。
親子で就農している家族も
11戸あり、後継者が着実に育っています。
(若い後継生産者達)
産直センターでのミニトマト栽培は、真夏
(2-3か月間)を除いた作型の確立により
、長期に生産、販売ができることにあります。
冬季間も施設栽培で日照を利用しながら、
加温することで高収益の作物生産が可能
になりました。(ただ昨年来のエネルギー
コストの上昇には頭を悩ませているよう
です。)
スタートした年、ミニトマトの栽培上厄介
な病気や疫病が蔓延し、半数の生産者が
その年の栽培を諦める事態となる大事件
が起きました。
(一個一個色つきを深めていくミニトマト)
この時は、産直センターの職員も大変頭を
悩ませ、その原因を突き止めるべく八方手
を尽くしました。すると、なんと生産部会員が
共に学びあう「現地検討会」が、病気の感染
・蔓延する原因だと分かりました。生産者達
は、人が病気の媒体となってしまうことの恐
ろしさを知ったのです。
(房 丸ごと 色つくのではなくて1個1個
熟度が異なりますので、収穫は選り採り
になります)
GAPの考え方がまだ無かった当時ですが、
実際に危機管理の重要性を知る事件でした。
生産者の次年度取組を大変心配しまし
たが、ミニトマト部会をやめる生産者は誰
一人としていませんでした。原因を究明で
きたのが幸いしたのでしょう。
その後もミニトマト部会は、着実に品質
の良いミニトマトを作り続けるために、土
壌検査・残留農薬検査はもちろん、毎日
出荷前には糖度検査(非破壊糖度計)や
食味検査、土と葉柄の硝酸濃度の測定、
栽培講習会、現地検討会、先進地視察、
種苗会社視察また、労務管理や経理講
習など頻繁に行い、生産者個々が自律
できるよう活動しています。
(埼玉県からの表彰状)
そんな長年にわたる活動が評価され、
埼玉産直センターミニトマト部会は、平成
18年11月11日、埼玉県農林業賞を受賞
しました。
(写真は左から、上田清司埼玉県知事、ミニトマト
部会役員の安沢明さんと萩野博さん)
続く
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