今は家業の方は長男がついでくれていて、
渋沢さんは2反の畑を、収入を得るのが目的
ではなく、家庭菜園のごとく楽しみながら耕し
ています。日の出とともに起き日の沈むまで
畑仕事。雨の日は読書。まさに晴耕雨読の
日々。
渋沢さんにお会いして、昔のことが思い出さ
れてきました。。。。。。自分の記憶では、昭
和54年の5月の下旬でしょうか、コープさっぽ
ろ西岡店で農産担当をしていたのですが、入
荷した埼玉産直センターのトマトに驚きました
。。。。。。。。
なにに驚いたかっていえば、過熟ではない
程度に赤く熟していること、とてもジューシー
でみずみずしく、「うま味」があって食べておい
しかったこと。。。当時の流通では、「ポチ赤」
といって畑で熟していないトマトを収穫して市
場出荷するのが一般的でした。そういうトマト
を食べてばかりいたので「違いが」舌でわかっ
たんでしょうね。後で知ったことですが、「有機
質を用いた土作り」が特徴で、品種も「ファース
ト系」品種でした。
もう一つの驚き。。。リ・ターナブルコンテナ
で納入されていたこと。29年も前からです。
これはダンボールを使用した梱包と違い、再
使用することで経費が少なくて済むことことか
ら行われました。
「渋沢武三は、今の食の安全・安心をめぐ
る世相を憂いている。隠居をやめて一言申し
上げたい」とおっしゃっていました。
これを機会にしばらく。。。埼玉産直センター
とコープとの取組み、交流の歴史を振り返っ
てみることにします。
渋沢武三さんのプロフィル:
十代から農業に従事、48歳の時、地元埼玉
の生協組合員との出会いから産直運動に入
り、農事組合法人「埼玉産直センター」を結成
、代表理事となり1997年71歳で退任。
主な著書:『21世紀に生きる産直運動-
埼玉産直センターの15年を綴る』
『土は命/埼玉産直センターからの提言』
『なぜ有機農業が必要になったのか-
その背景と可能性』
続く
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