この深谷葱の栽培は明治30年頃から
始まったと言われています。以来、ネギ
の作付は年々増え続け、大正に入り東
京への出荷が増えるとともに、北海道・
東北地方へ「深谷葱」の名を付けて供給。
「深谷葱」の名前が全国的に広がるきっか
けとなりました。
昭和初期には共同出荷組織が定着し、
品質の向上を図る上で、品種の統一が
必要になりました。農政研究会や八基(や
つもと)農業研究会が結束され、新品種
採取・研究の結果、「農研2号」が誕生。
とろけるような甘味で「深谷葱」の名を高
めました。しかしこの「農研2号」は、味は
バツグンに良いのですが、収量が少なく、
栽培が大変難しいのが欠点。次々により
栽培しやすく、収量が多い別品種に転換
されていきました。
そして現在では、埼玉産直センターだ
けが、地域伝統の在来品種の遺伝資源
を継承するため、この「農研2号」を栽培し
続けています。この葱を絶やすまいとする
取組みをコープさっぽろも応援するため
、毎年12月の中旬にトドックでの供給を
行っています。地元埼玉では年末の恒
例品として、贈答などにも使われています。
伝承される郷土料理
(冬の甘みがのった野菜を使用するため
砂糖を使用せずとも料理ができる)
伝統の継承といえば、今年の2月2日の
かかし日記で紹介した、埼玉地域の郷土
料理「煮ぼうとう」。深谷出身の明治の実
業家、渋沢栄一氏がこよなく愛したという、
滋味あふれる郷土の味です。
小麦の手打ち麺と、特産の深谷ねぎや
根菜類がたっぷり入り、しょうゆ味で煮込
みます。麺には塩を入れず、煮込むと麺
が適度にくずれ、野菜からの旨みや甘味
がたっぷりの汁には、とろ味が出ます。
(寒さにあたった冬の白菜は甘みがます)
(雪にあった長葱は一段と甘みが増す)
寒い冬でも冷めにくく、もちろんたくさん
の野菜からの栄養もしっかりといただけ
る料理です。
2007年に農林水産省が、各地に伝わる
ふるさとの味の中から決める「農山漁村の
郷土料理百選」の中の一つに選ばれても
います。深谷市役所等ではこうした伝統食
を後世に伝えるため、様々な活動を精力
的に行っています。
続く
夏が旬のゴーヤを味わう
2007/07/23
http://www.coop-kakasi.jp/2007/07/post_fb4b.html
第50回埼玉産直センター産直会議
2007/07/23
http://www.coop-kakasi.jp/2007/07/post_81e1.html
日本で一番暑い日 40.9度
2007/08/21
http://www.coop-kakasi.jp/2007/08/409_c8f8.html
台風9号の影響 埼玉産直センター
2007/09/08
http://www.coop-kakasi.jp/2007/09/post_2802.html
食べる・たいせつフェスティバル2007
2007/11/12
http://www.coop-kakasi.jp/2007/11/post_64d0.html
食べる大切に参加した産地から
2007/12/11
http://www.coop-kakasi.jp/2007/12/post_f369.html
埼玉産直センター 新年ごあいさつ
2008/01/04
http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/post_8b25.html
2008/01/22
埼玉の冬野菜 寒堀りながねぎ
http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/post_ad38.html
2008/01/23
埼玉の冬野菜 霜が降りた後の白菜
http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/post_264d.html
20008/01/25
埼玉に雪が降りました。1月23日。
http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/123_fa5d.html
2008/02/02
埼玉の煮ぼうとうは野菜たっぷり
http://www.coop-kakasi.jp/2008/02/post_b95b.html
2008/02/03
「無加温ハウス栽培の良さ再発見」
http://www.coop-kakasi.jp/2008/02/post_3566.html
h
- 1つ新しい記事: 埼玉産直センター物語 第24話 若い後継者達が元気です!
- 1つ古い記事: 埼玉産直センター物語 第22話 ミニトマト部会が県知事表彰を受ける

