こんにちは。かかしひろとです。
埼玉産直センター物語 第15話
安全・安心の取り組み
安心で安全な食べもの。食を提供する
側の私たちにとっては基本的な命題です
。「中国餃子・事件・問題」の対処の中で、
コープさっぽろは新たな施策を打ち出しま
した。組合員さんの関心も高く、今一番
重要なことととらえていますし、そのために
品質管理の仕組みの見直しも行いました
。
このシリーズで何度もお伝えしています
ように、埼玉産直センターの産直システ
ムは、安心安全な作物がほしいという消
費者と、安心安全な作物ということを理解
してくれる方に供給したいという生産者が
作り上げました。
その精神は今でもちゃんと守られてい
ています。
農薬の使用の履歴に関しては、設立当
初は、農薬の特徴を調べ、ある特定の農
薬は使用しない、農薬使用の記録をしっか
り残す等が主なものでした。もちろん使用
現在の農薬使用と管理のシステムは
日々進化を遂げてきていて、産直センタ
ーの管理システムは時代に遅れることな
く前進しています。
ポイティブリスト制度に移行する前から
は、「適正農業規範」(生産工程管理)の
考え方を日本生協連の産直事業委員会
が推進しています。埼玉産直センターもこ
の管理システムをとりいれています。
(硝酸態窒素の数値を定期的にはかり
食品としての安全性を確かめています。
化学肥料の過剰な使用はこの数値が高
くなり健康などに悪影響を与えます)
農薬使用の基本は、まずその作物に
摘要登録されているかの確認からはじまり、
生産者は農薬の安全使用安全基準を守
ることが前提になります。
農薬の保管庫には「鍵」がかかるように
なっているか。
それからあらゆる場所で農薬の「飛散」
リスクが低くなるような作業等が求められ
ます。
誰がどの圃場のどの作物でいつ使用し
たかがわかること。
そして、どんな化学資材(農薬)をどうい
う用途(除草、殺菌、殺虫)でどれだけの
濃度で使用したかの防除の記録を残す
こと。など。
肥培履歴に関しては、化学資材の使用
記録をきちんと残すことが主で過去から
そう大きな変化はありません。
むしろ化学肥料に多くを頼らず有機質
で土作りをすることに一貫して取組んでき
ました。
まず土づくりには、有機質肥料を配合し
た発酵堆肥を投入して、土の中の生態系
を整え、作物に有用な微生物を増やす「
島本微生物農法」を実践しています。
(有機質のボカシ肥料)
最近では有機質資材が、環境破壊につ
ながらないように、適正な管理に務めて
います。
毎年収穫後は、今年より来年、もっと良
いものをお届けするため、圃場ごとに土
壌検査を行い、足りないミネラル分等を
補充するため、その有機肥料の配合率
を微妙にかえています。
こうした土作りで、病気にも強くなり化学
肥料を埼玉県の使用基準の半分以下にし
た作物が多くあるのです。
さらに、どうやって作るのかを生産部会
毎に何度も協議を重ね、品質管理、品質
の向上を目指しているわけです。
埼玉産直センターの野菜のパッケージ
には、栽培した生産者の名前が印刷して
いる紙がはいっていますよね。
これは、名前が書いてある以上、自分達
が自信をもって消費者にお届けできる作
物であることを示すものです。
作物と生産者名、購入時期がわかれば
、だれがどこの圃場で、どうやって栽培し
たかがわかるトレーサビリティシステムの
構築も進んでいます。
続く
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