- 2008年4月 4日 06:00
- 働くかかし。
こんにちは、かかしまさひこです。
新たな年度に入って、第1回目の農産MDラリーが先日実施されました。
MDラリーとは、昨年の秋にもご紹介しましたが、
コープさっぽろで提供している農産物(果物、野菜)と
他の競合店の農産物を見たり食べたりして比べることで、検証し、
バイヤーが仕入れる農産物の品質改善や選定を見直し商品レベルを向上していくための手法です。
また今年度から、一部運営方法も見直し、より消費者の立場に立った方法で、
精度の向上を図ることとしています。
具体的には、
これまで評価する人は、取引先担当者とバイヤーでしたが、
・第3者(部外者:女性6名、男性2名)が評価すること、
・対象店舗をコープも入れて3社(店舗)に絞ること、
・店舗で取り扱っている対象農産物は全て評価する(例えば、対象農産物が「みかん」で
あれば、その店舗で扱っている全ての品種のみかんを購入)などです。
採点方法を説明する五十嵐チーフバイヤー
比較する項目は「価格」「味」「品質」の3項目とし、
評価も採点しやすいように3段階(良い、普通、悪い)とシンプルになって、いざスタート!
今年こそ目標勝率である85%を達成できるか(昨年は78%と目標に届きませんでした)
今回の対象農産物は、「いちご」「たけのこ(水煮)」「しいたけ」の3品目です。
採点表
しいたけの判定
(原木しいたけも菌床しいたけも味は……ん~わからない!)
いちごの判定
たけのこの判定
(わさびしょうゆに付けて食べました。メーカーによってはエグミの強いものもありました)
例えば、いちごなどは今時期どこのスーパーでも、
ほとんど同じ産地のものが置いてありますが、
同じ産地でも味や品質のバラつきが見られたし、
勿論スーパーによって価格の設定なども異なります。
また、評価する人からの意見として、例えばしいたけなどは、
「大きさや形などにこだわらず値段が安いものでいい」とか、
いちごなどは「味や品質がしっかりしているもの」とか、
逆にたけのこなどは「見た目のボリューム感でお買い得感が得られる」ことなど、
農産物ごとに自分なりの基準を決めている点が、
これまで評価していた取引担当者やバイヤーなどの評価と異なっていることが
実感しましたし、参考になりました。
肝心の結果、コープは、いちごが最下位(3位)、たけのこも最下位(3位)、
しいたけは2位と散々でした。![]()
「コープは多少値段が高くても味や品質で他のスーパーを上回っている」というのが
凡そこれまでの評価ですが、今回の評価はもろくも崩れてしまった格好になりました。
そばで見ていた長崎農産部長も表情も段々険しい顔に……。![]()
価格の評価などは、各スーパーの特売日などにより価格が安くなることもありますが、
品質や味などはそのようなことも関係なく、産地そのものの良し悪しや買い入れしてから
納品されるまでのリードタイムの設定や運営方法などが原因となることもあります。
早急に意見のあった事項を参考に、対応を明確にし改善を図らねばと各バイヤーは、
あせりながら、その商材の取引先さんと打ち合わせの日程等を確認し、
次回の4月15日の実施に挽回を期するのでした……。
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