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「無加温ハウス栽培の良さ再発見」

こんにちは。かかしひろとです。

今回は先日訪れた埼玉産直センターで栽培

されている「無加温ハウス栽培の良さ再発見」

についてです。

「無加温ハウス栽培」とはハウス施設内で

栽培するが暖房を焚かないで、主に促成栽培

する方法です。

 現在の時期での商品の特徴をいいますと

①厳寒期にゆっくり、じっくり成長させるので、

 栄養価、甘みの高い作物が出来る。

②低温下で育てるため病害のリスクが極めて 

 低く農薬使用の必要性が低い。

1月23日の会議の際

農事組合法人 埼玉産直センター

の圃場をいくつか見てきました。

低温作物である苺は(他の多くの産地と違

って)ここでは無加温のハウス栽培。

外気温が低い1月、2月は熟度をぎりぎり

高めて収穫が出来るからエクセレントな糖

度と酸味のバランスです。

実際に美味しいことと、加温、無加温の違

いをお客様にどう説明するのかが重要です。

写真は1月23日。苺の出荷の谷間に入っ

ていますが、ご覧の通り次の花がたくさん

ついています。

Dscf0680

Dscf0681

ハウス栽培の無加温レタス。寒い時間は

パオパオ(包包)をかぶせるが油は焚かない。

Dscf0684

寒い時期のきゃべつもそうだが芯の部分が

一番甘みがあっておいしい。
Dscf0685

低温でじっくりそだったハウスレタスはひょっ

としたら一年間では最もおいしいかも。。。。

埼玉では2月上旬。北海道のむかわ町のハ

ウスレタスは4月上旬から旬になる。むかわ

町のハウスレタスはこの時期茨城産の露地

物と競合するが、やっぱり商品のよさを伝え

ることが大事ですね。

Dscf0689

ハウス栽培の無加温ブロッコリー。埼玉では

4月の1週から出荷ができそう。

ブロッコリーの消費者ニーズが外国産から

国産に移行してきています。

国内で端境であった4月

、5月は有望なマーケットです。

過去随分苦労してきましたが昨年の4月から

は宅配・トドックでも周年国内産地でつなげる

ようになりました。埼玉ではこの時期、他の作

物を栽培するまでの期間に、開いているハウ

ス施設を利用しています。

エネルギー価格が高騰している情勢で

改めて感じたこと。

①消費者がどこまで認めてくれるかは分からな

 いができるだけ自然の摂理による栽培がいい

②この情勢では全国の産地・農家の方が「作型

 」の見直しにはいるだろう。厳寒期に高価な油

 を焚いてまでして採算がとれるかどうかをを、

 経営的に判断するだろう。

③加温栽培が減少した場合、全国的に端境が

 発生。ないときはなく、旬の時期には多くを

 食す。というように、適切な情報提供があ

 れば、消費のスタイルが変わるだろう。

④同じハウス栽培でも暖房を焚かない「無

 加温ハウス」はその品質の良さもあり、

 もっと注目してよいのではないか。

⑤作る人、食べる人、をつなぐ流通側はもっ

 とその商品のよさを伝えるべきだ。産地も

 その商品のPRをもっと強めて欲しい。。。

 「無加温」という言い方は生産者サイドの

 専門用語です。その言葉をそのまま使用

 するよりも、特徴、価値をあらわす適切な

 ネーミングが待望されますね。

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作型について詳しくは下記

出展『ウィキペディア』

作型

農業特に野菜、果樹、花などの園芸作物にお

いて、自然条件とは異なる時期に栽培を行おう

とする時に設定される様々な条件・技術の組み

合わせのこと。

促成栽培

促成栽培(そくせいさいばい)とは、露地での栽

培(露地栽培)よりも生長・収穫・出荷を早くする

栽培法。対義語は抑制栽培。

促成栽培を行うには、ビニールハウスや温室な

どを利用して保温あるいは加温する。出荷時期

を早めることで、商品価値を高めることにつな

がる。たとえば夏野菜をハウス栽培等により、

春に収穫するなど。日本では、高知平野のなす

、ピーマンや、宮崎平野のきゅうり、ピーマン、

かぼちゃがその一例。

成育期間中、石油ヒーターによる温風暖房など

を利用して加温する場合には、余分な経費がか

かることになるので生産コストに跳ね返るが、市

場取引での出荷価格が高水準で維持される限

り、露地栽培よりも多くの収益を上げることが可

能である。

埼玉関連過去ログ

夏が旬のゴーヤを味わう
2007/07/23
http://www.coop-kakasi.jp/2007/07/post_fb4b.html

第50回埼玉産直センター産直会議
2007/07/23
http://www.coop-kakasi.jp/2007/07/post_81e1.html

日本で一番暑い日 40.9度
2007/08/21
http://www.coop-kakasi.jp/2007/08/409_c8f8.html

台風9号の影響 埼玉産直センター
2007/09/08
http://www.coop-kakasi.jp/2007/09/post_2802.html

食べる・たいせつフェスティバル2007
2007/11/12
http://www.coop-kakasi.jp/2007/11/post_64d0.html

食べる大切に参加した産地から
2007/12/11
http://www.coop-kakasi.jp/2007/12/post_f369.html

埼玉産直センター 新年ごあいさつ
2008/01/04

http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/post_8b25.html

2008/01/22埼玉の冬野菜 寒堀りながねぎ
http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/post_ad38.html

2008/01/23埼玉の冬野菜 霜が降りた後の白菜
http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/post_264d.html

20008/01/25
埼玉に雪が降りました。1月23日。
http://www.coop-kakasi.jp/2008/01/123_fa5d.html

2008/02/02
埼玉の煮ぼうとうは野菜たっぷり
http://www.coop-kakasi.jp/2008/02/post_b95b.html

2008/02/03
「無加温ハウス栽培の良さ再発見」

コメント: 6

KAZU! 2008年2月 4日 04:52

かかし ひろとさん!お早う御座います!何時も感心して拝見致しています!処で、今回の中国の餃子の問題は風評被害の方が大きくなり過ぎの感じがしますが!でも現実問題としては、私も、4年程前に上海に
出張した際に驚きで身の毛がよだつ思いを致しました!虫がいないのです!汚い市場にハエ、ゴキブリ、
いないのです!!??それで、夜に屋台に行き更に
驚き!!やはり、ハエや蛾が一匹もいないのです!
身の毛がよだちました!!やはり自国で自給率を上げ
更に消費者教育をしなければ成らない時期にきたのではと、想います、虫も食わない野菜は人にも良くないのだと、自然が作り出す物は不揃いが当たり前なのです!消費者教育のし直しの時期ですね!!
是非!コープさっぽろで始めましょう!!
かかし ひろとさん!宜しく!私達も微力ながら協力
致します!!

かかしひろと 2008年2月 4日 08:37

KAZU!さんコメントありがとうございます。
今回の餃子事件は衝撃的でした。

 私どもが参加した、2/1-2/2の東京での産直研究交流会では「確かな青果物をお届けするための生協の品質管理システム」の構築がメインテーマでした。

 改めてこれは消費者の皆様から生協の青果物に対して寄せられている基本的な要求事項なんだと感じました。

「生産規範」に続いて「流通規範」も今年から運用が始まってきます。全国の生協はこの規範に基づいた管理により、良い品をお届けする取組を強めます。

のんちゃん 2008年2月 7日 16:37

かかし ひろとさんこんにちは
無加温栽培ですか。エコロジーですねー
日本の食糧自給率は低いんですねー。TVではじめて知りました。日本の野菜たくさん食べますねー
今の季節はいちごにはまってます。おいしいですよねー大好きです。

かかしひろと 2008年2月 7日 19:07

 のんちゃん様コメントありがとうございます。先週は三つの産地の食べ比べを東京で行いました。何も説明なしの場合は多くの方は「大きなサイズで真っ赤な○王」を選択しました。ところが「無加温」のいちごを奨めると「こっちがおいしい」となるんですね。

 「無加温」だから美味しいということを科学的に消費者に説明することが大事です。それとわかりやすいネーミングが必要です。私も今はその苺にはまっています。なにせ今しか味わえないんですから。

えんどう 2008年2月11日 22:00

かかしひろとさんはじめまして。
いつもこっそり勉強させていただいておりました。今回のひろとさんの「改めて感じたこと」はずーんと響きました。使う人サイドの視点を忘れないこと、適切なネーミング。とっても大切ですね。私は「ニシパの恋人」のネーミングが大好きです。
この1月から野菜を勉強することになりました。果物もとっても楽しかったですが、野菜も面白そうでワクワクしています。
これからも東北のかたすみで、こっそり勉強させてください。よろしくお願いします。

かかしひろと 2008年2月12日 08:33

東北のえんどうさんコメントありがとうございます。
今年は仙台の曲り葱にはまっています。ストレスが与えられて甘くなるとか?。縮み雪菜、ホウレンソウもいいですね。だだ茶豆の最高のコピー何かヒントありませんか?

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