生姜というと、かつおやあじのたたきを食べるときの「薬味」やお寿司についてくる「ガリ」
くらいしか私の頭の中の知識はないのですが、
野菜博士である相馬先生の「野菜学入門」(三一書房)を見ると、
原産地はインドからマレー半島にかけての熱帯アジア地帯であり、
日本には奈良時代に伝来され栽培されたのが始まりであり、
生姜は発汗作用により風邪に効いたり、血液がさらさらになる抗酸化作用や
大腸がんの発生も抑える抗がん作用があるといわれています。
また、用途も単に生食だけでなく、食品製造業向けの調味用や漬物用などにも
使われています。
今回の生産者団体は、「清流会」という合計106名の生産者団体で、
それを取扱っている業者は、現地確認機関でもある㈱あさのです。
ここで生産されている生姜は、国の「特別栽培農産物表示ガイドライン」または
高知県独自の制度である「減農薬(5割、8割)栽培」の認証を受けている産地です。
「清流会」で生産されている生姜は、「大しょうが」といって、
生育旺盛で大株となり収量も多く、主に青果用の他、
漬物や冷凍など加工用に使われます。
また生姜は、高温性の作物で、北海道では栽培されていない野菜ですが、
生姜本体は、地下茎でジャガイモと同じです。栽培方法もジャガイモと同じように
畝を作り、「種いも」ならぬ「種生姜」を4月に植え付け(定植)、追肥や防除、
そして(乾燥しないように)敷きわらを敷き、土寄せなどをして、11月頃に収穫を迎えます。
(ほ場の様子を取れませんでしたので、一部プロジェクターから撮影しました。
ご了承願います)
生姜が生育している様子 生姜の収穫機(ハーベスター)
生姜の収穫の姿 集荷された生姜
生姜の収穫後、上記の写真では見づらいですが、種生姜は黒っぽくなりますが、
そのまま残っており(繊維分が多い)、いわゆる「すり生姜」として利用します。
一方、種生姜から増殖した「新生姜(白っぽい)」は繊維質が少なく、
主に青果用となります。
収穫された生姜は、すぐには出荷や加工せず、
2ヶ月くらい倉庫で保管してから(業界では「茎落ち」といいます)出荷、加工します。
つづく
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