こんにちは。かかし ひろとです。
きょうは和田さんのごぼうをもっと知ってもらおう!3回目です。
和田さんが現在の質にこだわった作物生産に目覚めたきっか
けを以前うかがったことがあります。多くを学んだ先生たちにつ
いてご紹介します。
お一人目は元帯広市助役で、退役後、北海道畑作経営技術
研究所の理事を務められた、故 木呂子 敏彦(きろことしひこ)
さんとの出会いです。(木呂子先生は平成17年にお亡くなりに
なっています。)故 木呂子さんとは市の助役を退役後、昭和54
年ごろ、和田さんが27歳ぐらいの時に知遇を得たといいます。
先生の幅広い人脈から、特に有機質を用いた土作りについて、
経営のあり方などについて当代の一流の方々と引き合わせて
いただいたといいます。
お二人目は 故 相馬暁(さとる)先生の教えです。相馬先生も
平成17年にお亡くなりになっています。
先生は、元北海道立中央農業試験場場長として農業生産に
携わる人のみならず、流通関係者、消費者に、多くの影響を与
えた方です。退官されてからも大学教授等を歴任し、軽妙でユ
ーモアにあふれた語り口は親しみがありテレビやラジオの出演
も多く、「野菜博士」として有名な方です。先生は「硝酸態窒素と
健康な作物作り」について根本的な指摘をしてくれたといいます。
和田さんは故相馬先生から「健康な野菜が健康を作る」と教わっ
たといいます。健康になるにはまずは健康な野菜を食べなければ
だめ。化学肥料の過剰な投与で育った野菜は健全ではない。野菜
の味をダメにする。先生はその主犯として悪影響をもたらす「硝酸
態窒素」の危険性について早くから警鐘をならしておられました。
「じゃあ、自分が健康な野菜をつくろうじゃないか。」
そんな考えを若き、和田さんは持つことになります。
三人目は中嶋常允(とどむ)さん。故木呂子さんの紹介で教えを
受けられるようになったといいます。和田さんが若いころは中嶋
先生と道内中を見学に歩いたといいます。中嶋さんは『中嶋農法』
という土作りやミネラルバランスにこだわった農法の創始者です。
土壌診断を行い、海の幸、山の幸を土に入れることでミネラルの
バランスをとり、健康な野菜を作る。この考え方は中嶋先生に教
わったと和田さんは言います。和田さんの野菜作りの根底の精神
はここからきたのですね。
三人の先生に影響を受けた和田さんは、まっしぐらに今の農業を
始めることになります。
また和田さんは各種のセミナー、講演会などに時間を割いて出席
されています。私が和田さんに初めてお会いしたのは昭和61年
だと(和田さんの名刺管理記録に残っていたそうです)いいます。
私の記憶では今から7年ほど前でしょうか、「本州在住者の北海
道グルメツアー?」の札幌での交流会場、グランドホテルで故相馬
先生から紹介をいただきました。そのときが最初でした。10年
程前の店舗バイヤー時代に和田さんの牛蒡を特別栽培シリーズ
の一環で開発した経過があって話が弾んだのを覚えています。
帯広から札幌の消費者の会合にわざわざかけつけ色んな方々と
メモをとりながら交流をはかる勉強熱心な方なんだなというのが
その時の印象でした。
続く
組合員のための情報誌 「ぴあっと」 11月号
2007VOL.106
●裏表紙 和田農園のゴボウ
http://www.coop-sapporo.or.jp/member/piatto/index.html
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