この秋からJA北ひびき(和寒、剣淵、士別)のきゃべつがコー
プさっぽろの産直になります。寒玉きゃべつ、越冬雪ノ下貯蔵
きゃべつで10月下旬から3月中旬までの期間です。きゃべつ
部会はコープさっぽろ農業賞にも応募いただいているんですよ。
「今から38年ほど前、和寒町の塚崎さん、今野さん達が秋採り
きゃべつを栽培していました。その年の秋は市場で安値が続
いていた為きゃべつを収穫せずにそのまま放置し雪の下にして
しまいました。翌年の春に、たまたま雪ノ下から掘り出し食べて
みたところ、青々としていてみずみずしく、甘味も秋よりましてい
て美味しかった。その時期は品薄で市場に出荷してみたところ
きゃべつの市況も良く好値で販売できたという」そんなところから
雪ノ下きゃべつ物語は始まったのです。
きょうはこの秋から新規に産直認定になるJA北ひびきのきゃ
べつのお話です。きゃべつの前にまずJA北ひびきについて少
し説明をいたしましょう。
JA北ひびきの区域である士別市、和寒町、剣淵町は、北海
道北部の中心地に位置し、名寄盆地の一部を占めています。
本所のある士別市の緯度、経度は、それぞれ北緯44度、東
経142度で、3市町の区域は南北約43km、東西約59kmで総面
積は1,475.32km2になります。また、道都札幌市へは南に92K
m、旭川市へは南に53km、最北端の稚内市までは北へ205
Kmの距離となっています。地形は、概ね東西に山地となだらか
な丘陵地帯、中央の平坦地の3つに区分され、この中を天塩
川及び天塩川支流の剣淵川が流れています。
陸性気候であり、夏期における温度は30度以上と高く、昼夜の
温度差も大きい反面、冬期は寒気が厳しく-30度以上に達する
こともあり、温度差は60度にもなります。春と秋は急激な温度
変化が見られ、晩夏から秋にかけて曇天の日が多く、雨量は
春に少なく秋に多い傾向にあり、冬期の積雪は平年で120cm
、多い年では150cmにも達します。その特徴的な気候を生かし
て特色ある美味しい農産物を生産してます。特産品の南瓜
は栽培面積日本一!越冬キャベツとして知られる雪中貯蔵
きゃべつも栄養満点で美味しい食材として注目を集めています。
JA北ひびきは、上川管内北部の1市3町(士別市、和寒町、剣
淵町、旧朝日町)にあった5農協(和寒町農協、剣淵農協、士
別市農協、多寄農協、天塩朝日農協)が、平成16年2月1日
に新設合併して誕生いたしました。合併時における正組合員戸
数は約2,000戸、耕地面積は約23,000haを有する全道有数のJ
Aです。JA管内では、米をはじめ小麦、大豆、小豆、馬鈴薯、
甜菜等の畑作物、野菜、酪農・畜産といった農畜産物を生産基
盤として多様な農業を展開しています。昼夜の温度差が大きい
ことから、南瓜、アスパラ、スイートコーンなどの野菜の糖度が
高いことや馬鈴薯の澱粉価(ライマン)が高いなど良質な農産
物が生産されています。
この地域ならではの気候。秋にきゃべつが採れて、寒さが早く
来る。さらに冬の豪雪と厳寒気候がパウダースノーの雪質を生
み出します。この条件は北海道ならどこでもあるということでは
ないのです。
続く
次回は あさって 雪ノ下きゃべつの価値について
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