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生協の産直産地 JA十勝池田町から今日は。第一話 なにゆえ十勝産の小豆?

こんにちは。 かかし ひろとです。

この秋の収穫品から池田町の小豆は生協の産直品になりました。

コープさっぽろ農業賞にも応募をいただいております。宅配で小豆

をはじめとした雑穀(大豆、黒豆、大正金時豆)を出荷していただい

ている、JA十勝池田町の藤田千景(ちあき)常務から、「かかし日記」

にお便りが届きました。藤田さんの十勝の雑穀にかける思いを、

今日から4回にわたって連載します。

第一話 『なにゆえ十勝産の小豆?』

Photo_19 JA十勝池田町の藤田千景(ちあき)常務

 「十勝産小豆使用」と標記した、どら焼き、アンパン、和菓子、

アイス等々良く見かけますが、十勝産と言うのが一つの品質

保証にもなっているように見えますが、何故小豆といえば十勝

産が有名なのでしょうか。

 小豆の原産地には色々な説がありますが、中国の南部の温

暖な地域と言われています。その小豆が日本に渡ってきたの

が縄文後期と言われております。そして、その小豆が北海道

十勝に入ってきたのは、明治時代の中期に十勝の開拓の時と

言われております。

Photo_20 小豆の花

 十勝川から船で開拓に入り、小豆の栽培は十勝川沿いの肥

沃な土地から始まっています。最初は自家用として栽培されて

、開拓により農地が拡大するにつれて広がっていきました。

 そのような歴史の中、何故十勝の小豆が品質的に日本一い

や世界一と言われるようになったのでしょうか。

Photo_23 赤いダイヤ=小豆 

 研究機関の試験では、小豆の品質優位性の要件は、澱粉の

質と風味にあるとされています。十勝の気候が良質の澱粉を

生み出す条件に最適だと言われています。

その条件とは、

①成熟期間の長さにあります。開花から収穫までの日数が長

 い程じっくりと良質の澱粉が蓄積され、同時に風味も増すと

 言われています。8月初旬に開花して9月中旬~下旬にかけ

 て収穫される。この長さが良品質の源です。

②登熟期間の気温が徐々に低下すると伴に昼夜の温度差が

 10℃前後あり、この温度差が大きいほど、日中葉で作られた

 澱粉が夜に子実に移行するのに最適だと言われております 。

 しかし、良質な小豆を生産する自然環境と裏腹に、冷害の心

 配が付きまとっています。10年に1回は遭遇します。記憶に

 新しいところでは平成15年の冷害があります。

 このように、十勝の小豆の優位性は、生育限界地帯で栽培

 されているからだと言っても過言ではないと思います。

続く 次回は 『なにゆえ池田町産の小豆?』

「かかし日記」の過去ログ
2007/09/24 十勝池田町の小豆がこの秋から産直になります
2007/09/25 十勝の池田町ってどんなところ?
2007/09/27 産直産地点検の旅~十勝池田町の小豆
ぴあっと2006年11月号裏表紙「十勝池田町の小豆」

*かかしの注釈

採れる年もあれば採れない年もある。生育限界地だからこそ

質の高い赤色の美しい(ポリフェノール値が高い)小豆が出来る。

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