- 2007年10月10日 06:00
- トドック | 十勝特産池だの小豆 | 産地からこんにちは。 | 農業賞
こんにちは。 かかし ひろとです。
この秋の収穫品から池田町の小豆は生協の産直品になりました。
コープさっぽろ農業賞にも応募をいただいております。宅配で小豆
をはじめとした雑穀(大豆、黒豆、大正金時豆)を出荷していただい
ている、JA十勝池田町の藤田千景(ちあき)常務から、「かかし日記」
にお便りが届きました。藤田さんの十勝の雑穀にかける思いを、
今日から4回にわたって連載します。
第一話 『なにゆえ十勝産の小豆?』
「十勝産小豆使用」と標記した、どら焼き、アンパン、和菓子、
アイス等々良く見かけますが、十勝産と言うのが一つの品質
保証にもなっているように見えますが、何故小豆といえば十勝
産が有名なのでしょうか。
小豆の原産地には色々な説がありますが、中国の南部の温
暖な地域と言われています。その小豆が日本に渡ってきたの
が縄文後期と言われております。そして、その小豆が北海道
十勝に入ってきたのは、明治時代の中期に十勝の開拓の時と
言われております。
十勝川から船で開拓に入り、小豆の栽培は十勝川沿いの肥
沃な土地から始まっています。最初は自家用として栽培されて
、開拓により農地が拡大するにつれて広がっていきました。
そのような歴史の中、何故十勝の小豆が品質的に日本一い
や世界一と言われるようになったのでしょうか。
研究機関の試験では、小豆の品質優位性の要件は、澱粉の
質と風味にあるとされています。十勝の気候が良質の澱粉を
生み出す条件に最適だと言われています。
その条件とは、
①成熟期間の長さにあります。開花から収穫までの日数が長
い程じっくりと良質の澱粉が蓄積され、同時に風味も増すと
言われています。8月初旬に開花して9月中旬~下旬にかけ
て収穫される。この長さが良品質の源です。
②登熟期間の気温が徐々に低下すると伴に昼夜の温度差が
10℃前後あり、この温度差が大きいほど、日中葉で作られた
澱粉が夜に子実に移行するのに最適だと言われております 。
しかし、良質な小豆を生産する自然環境と裏腹に、冷害の心
配が付きまとっています。10年に1回は遭遇します。記憶に
新しいところでは平成15年の冷害があります。
このように、十勝の小豆の優位性は、生育限界地帯で栽培
されているからだと言っても過言ではないと思います。
続く 次回は 『なにゆえ池田町産の小豆?』
「かかし日記」の過去ログ
2007/09/24 十勝池田町の小豆がこの秋から産直になります
2007/09/25 十勝の池田町ってどんなところ?
2007/09/27 産直産地点検の旅~十勝池田町の小豆
ぴあっと2006年11月号裏表紙「十勝池田町の小豆」
*かかしの注釈
採れる年もあれば採れない年もある。生育限界地だからこそ
質の高い赤色の美しい(ポリフェノール値が高い)小豆が出来る。
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