皆さんは、「フードマイレージ」という言葉を耳にしたこ
とがありますか?
特に輸入野菜を念頭に90年代後半から、なるべく近
くでとれた食料を食べることで、輸送に伴うエネルギ
ーを出来るだけ減らし、環境への負荷を軽減しようと
いう概念です。
フード・マイレージとは、英国の消費者運動家ティム・ラングが
1994年から提唱している概念("Food Miles")で、生産地から
食卓までの距離が短い食料を食べた方が輸送に伴う環境へ
の負荷が少ないであろうという仮説を前提として考え出され
たものです。具体的には、輸入相手国からの輸入量と距離
(国内輸送を含まず)を乗じたもので、この値が大きいほど
地球環境への負荷が大きいという考えです。
*ホクト苫小牧きのこセンターの航空写真。
本州で生産されたものより道内の生産品の方
が環境負荷が低い
輸入食料に係るフード・マイレージ=輸入相手国別の食料輸入量
× 輸出国から我が国までの輸送距離(注.輸入相手国別に計測
し集計したものが全体のフードマイレージとなる。)
2000年では1人当たりのフード・マイレージは日本が4000tkm
(トンキロメートル)であるのに対し、韓国は3200tkm、アメリカは500
tkmと大きな開きがあります。
*苫小牧での積み込み写真
この概念に基づくと、ホクトの本社がある長野ではなく、道内
苫小牧で現地生産したものを購入することで、北大植物園の
面積にほぼ等しい森林14ヘクタール(杉12,500本)の年間
吸収量に相当するCO2の排出を防ぐことになります。地元産
のホクトのきのこを購入することで、間接的に環境保護に貢献
しているんですね。
また、日本には「地産地消」という考え方がありますが、フード・
マイレージは、このような考え方を数量的に裏付けるものと考
えられます。産地を選ぶことで地球温暖化防止ができることを
知っていましたか?その一つは、どんな産地の食べのものを
選ぶかということです。できるだけ地元の生産地から作物を買う
ことで、もちろん国産のものを選ぶことでこのフードマイレージは
少なくすることができるのです。
続く
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