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産地訪問  奥の深い「舞茸」栽培を見てきました ~JA愛別 その2~

こんにちは、かかし まさひこです。前回の続きです


(接種)
培地を殺菌後、いよいよ舞茸の菌を植え付けます。
ご存知のとおりきのこ類は菌で増殖するため、菌糸の塊である種菌を表面に植えます。

 
Img_3985 殺菌後、接種した後の菌床
  白い紙の○の所は空気の出入り口
 (ホームセンター等で販売しているアス
  パラ栽培もこのようなものがありました)


                             
                             Img_3996                                                                             
 なお、使っている種菌は、味、香り、歯応えが良い分、
 作り方の難しい菌を専門業者から仕入れています。        

種菌


(培養)
接種後、日の当たらない20℃、湿度70~80%前後の培養室で培養していくと
何やら中から白くなってきます。菌糸の塊です。
この塊の中から、舞茸が形作られてきます。

Img_3988培養室内の菌床(45日目)






(発生)
約50日間培養すると、その後発生室で育てます。
この頃には培地の袋を破って上面を空気に触れさせます。
          
Img_3990Img_3992






このとき酸素が少ないと団子状になり商品価値を落とすし、
乾燥すると伸びなくなるそうで、室内の温度と湿度など空調には
細心の留意をしていると言います。例え同じ棚で育てていても、
風の当たり具合で隣にある舞茸と育ちが違うこともあるそうです。


このようにして接種してから約2ヵ月半で出荷されます
平均すると1つの菌床から500gの舞茸(一株)が取れますが、
中には700g以上のものも出来るそうです。
                        
Img_3993_2Img_3997






以上のような流れで舞茸が出来るのですが、
やはり、最初の菌床(おがくずの攪拌、ブロック作り、殺菌、種菌の接種等)
の仕込みと、収穫が作業の大半であり、大変であるとのことです。


また収穫後の菌床は、集められ家畜の堆肥と合わさり、
地元畑作農家の畑に還元され(舞茸がはえてこないのかな?)、
環境にもやさしい仕組みとなっております。


私は初めて舞茸の生産現場を見て、舞茸はとても肉厚であり、
個性的(どれ一つとして同じ形をしているものはないです)という印象でした。
一度是非購入しようと思います。
(ちょっと値段が高めですが…、今度増産体制になれば、
少し安くなるかも… 期待しています。)


前回でも述べましたが、今年10月に「愛別舞茸センター」が完成し、
舞茸生産者10人のうち5人で運営し、これまでの2倍以上の「増産体制」となります。


ギフトの商談に行ったTバイヤーはJA愛別の三浦課長から、
「こんなでっかい投資(事業費約6億円だそうです!)して、おれも首がかかっているから、
しっかりコープさんで「舞茸」買ってくれよ。頼むよ!」
Tバイヤー少し考えて曰く、「……。わかりました。今日は来れませんでしたが、
きのこ担当のSバイヤーにしっかり伝えておきます…。」


※なお、今年の11月11日(日)に札幌のアクセスサッポロで、
 コープさっぽろが主催する「食べるたいせつフェスティバル2007」において、
 愛別産の舞茸を出展販売する予定です。

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