こんにちは、かかし まさひこです。前回の続きです
(接種)
培地を殺菌後、いよいよ舞茸の菌を植え付けます。
ご存知のとおりきのこ類は菌で増殖するため、菌糸の塊である種菌を表面に植えます。
殺菌後、接種した後の菌床
白い紙の○の所は空気の出入り口
(ホームセンター等で販売しているアス
パラ栽培もこのようなものがありました)
なお、使っている種菌は、味、香り、歯応えが良い分、
作り方の難しい菌を専門業者から仕入れています。
種菌
(培養)
接種後、日の当たらない20℃、湿度70~80%前後の培養室で培養していくと
何やら中から白くなってきます。菌糸の塊です。
この塊の中から、舞茸が形作られてきます。
培養室内の菌床(45日目)
(発生)
約50日間培養すると、その後発生室で育てます。
この頃には培地の袋を破って上面を空気に触れさせます。


このとき酸素が少ないと団子状になり商品価値を落とすし、
乾燥すると伸びなくなるそうで、室内の温度と湿度など空調には
細心の留意をしていると言います。例え同じ棚で育てていても、
風の当たり具合で隣にある舞茸と育ちが違うこともあるそうです。
このようにして接種してから約2ヵ月半で出荷されます
平均すると1つの菌床から500gの舞茸(一株)が取れますが、
中には700g以上のものも出来るそうです。


以上のような流れで舞茸が出来るのですが、
やはり、最初の菌床(おがくずの攪拌、ブロック作り、殺菌、種菌の接種等)
の仕込みと、収穫が作業の大半であり、大変であるとのことです。
また収穫後の菌床は、集められ家畜の堆肥と合わさり、
地元畑作農家の畑に還元され(舞茸がはえてこないのかな?)、
環境にもやさしい仕組みとなっております。
私は初めて舞茸の生産現場を見て、舞茸はとても肉厚であり、
個性的(どれ一つとして同じ形をしているものはないです)という印象でした。
一度是非購入しようと思います。
(ちょっと値段が高めですが…、今度増産体制になれば、
少し安くなるかも… 期待しています。)
前回でも述べましたが、今年10月に「愛別舞茸センター」が完成し、
舞茸生産者10人のうち5人で運営し、これまでの2倍以上の「増産体制」となります。
ギフトの商談に行ったTバイヤーはJA愛別の三浦課長から、
「こんなでっかい投資(事業費約6億円だそうです!)して、おれも首がかかっているから、
しっかりコープさんで「舞茸」買ってくれよ。頼むよ!」
Tバイヤー少し考えて曰く、「……。わかりました。今日は来れませんでしたが、
きのこ担当のSバイヤーにしっかり伝えておきます…。」
※なお、今年の11月11日(日)に札幌のアクセスサッポロで、
コープさっぽろが主催する「食べるたいせつフェスティバル2007」において、
愛別産の舞茸を出展販売する予定です。
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