9月5日、第4回コープさっぽろ農業賞現地審査の農業賞部門
最後の訪問地平取に到着しました。
トマト・胡瓜生産部会の取り組みのあらましは前回お知らせ
しましたので、今日は現地審査の模様を中心にお伝えします。
平取は若い元気な後継者が育っていることと、新規就農者も
町、JAが支援して就農しています。道内でも注目されています。
審査員の一行を乗せたバスはJA平取町振内(フレナイ支所)に
到着しました。会議室で平取町野菜生産振興会トマト・胡瓜部会
の糸屋新一郎部会長(44歳)とJA平取町の横堤 課長が説明を
してくださいました。
最初に平取のトマト栽培のあらましを記録したビデオが放映され
ました。次いで糸屋部会長がパワーポイントでトマト栽培の平取
ならではの取組の数々をプレゼンテーションしてくれました。

3品種に絞って、自根で栽培、さらに作型別の品種構成を確立
したこと。トレーサビリティの産地責任を果たすための「スマイル
・ジェット」(ラインの通過時間から生産者を特定してイニシャル
ナンバーを印字する装置の導入。産地での最終パッケージ品
の開発、リターナブルコンテナの導入報告。
米の農薬の空中散布対策での農薬飛散に対する対処方法な
どの報告がありました。また当日審査員に出された試食は糖度
8度以上とこの時期では最高のものなんですが、こういうトマト
を作るのが目標ではなくこれはたまたま「出来ちゃったトマト」
なんです。目標はトマトの根・樹にストレスを与えて栽培するフル
ーツトマトではない。普通に出荷するトマトの品質レベルの安定
とその地道な生産に関しての信頼の獲得だと言い切りました。
どうしても個々の品質が一様にできないのが野菜の、トマトの特徴
なんです、工場製品ではない。そこを理解してほしいと。。。。
また会場には加工商品の中核である”ニシパの恋人”トマトジュース
が提供されていました。他にゼリー、ピューレ、ケチャップ、トマト醤油
などの加工商品が開発されておりトマト関連での付加価値を高める
取り組みがされていました。また産、官、学含めた土壌病害対策、
品種・栽培動向、セイヨウマルハナバチの生態調査の報告がありました。
さあ振内支所での説明のあと、審査員はすぐ近くにある新規就農者
4件のトマト団地を視察しました。生産者は新規に平取に就農した
経緯などを静かに語ってくれました。
部会の若い後継者たちも駆けつけてくれていて
こちらは元気な挨拶をしてくれました。
ここではセイヨウマルハナバチの管理についての質
問もありました。糸屋さんは臆することなく説明してくれました。
最後に駆けつけてくれた苫小牧地区の組合員さん含
めて全員で記念写真です。
終わり
- 1つ新しい記事: 十勝池田町の小豆がこの秋から産直になります
- 1つ古い記事: 産地点検の旅 ~真狩 ごとう農園編 その2~


