
一口に桃太郎トマトといっても、
元祖桃太郎の開発から30年以上たっていますので、
品種改良が進んでいます。
丈夫な桃太郎もいれば、子沢山の桃太郎もいるのをご存知ですか?
現在は桃太郎の血を受け継いだ、
たくさんの桃太郎の子ども達も「桃太郎」と名乗っている状態です。
ウルトラマン一族も母がいて父がいて。。。。。
そこで平取では、より品質の良いものを出荷する為に、
味が良い「元祖桃太郎」「ハウス桃太郎」「桃太郎エイト」
の3種に限定しています。
これが、平取トマト味の良さ第一の理由。
平取の生産者さん達は
「味が悪いトマトはだめ。トマトの味にこだわって作ろう!」
という結論を出したんですね。
ここは馬産地でもあるので
サラブレッド(競馬で勝つことだけを目的として日々交配と淘汰がくりかえされる)を
「味の良い桃太郎の血統種」に置き換えるとわかりやすいかな。
でもこの3種、味は良いのですが、
初期品種なので病気に弱いし、収量も少ないのが難点。
これは生産者さんにとっては、死活問題なのですよ。
栽培技術が高くなければ、トマトが育たないんですから!
収入が減るんですから!
たいていの産地は収入に直結することから
「同じトマトなら、よりたくさん量がとれる、
より栽培しやすいモデル・チェンジした別の品種」に移行していきます。
種苗メーカーさんの新品種開発はそういった生産サイドの意向を反映してもいます。
これはこれで農業の進歩を支える基礎的な研究開発であり、
企業行動として否定することは出来ませんが。
誤解を受ける表現かもしれませんが、平取さんはこれにノーと言ったんですね。
「桃太郎という品種が美味しいのなら
日本中のどんな場所でも誰がどんな作り方をしても美味しいことになりませんか?」
「品種固有のDNAというのがあっても、
それなりの生育環境、栽培技術がないと美味しいトマトは出来ないのです。」
桃太郎だから美味しいのか、平取の桃太郎だから美味しいのか?。
氏より育ちでもあるし。育ちよりも氏であり。両方なんです。
トマト作りに対する努力と意識の高さには、頭が下がるばかりです。
あえて難しい品種の栽培に挑んだくれた、
生産者さん達のおかげで、美味しいトマトが食べられるわけですから。
*もちろん”桃太郎がトマト栽培に転換点をもたらす革命的品種”
に結果としてなったことから”新品種の動向等の情報収集”
や試験栽培、種苗会社との協力関係は継続してはかられています。
ね、じっくりと平取のトマトを味わってみたくなったでしょ。
次回は平取トマト味のよさ第2の理由をお届けします。
お楽しみに!
*このブログに使用している写真等はJA平取町、および
平取町野菜生産振興会トマト・胡瓜部会の糸屋新一郎部会長
の協力を得て作成しています。
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